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チェックインがつくる“安心して話せる”チームの空気──当たり前を紐解く vol.1

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前川 里紗
共創コーディネーター
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#ピープル

チームに安心感を生む、最初の一歩

突然ですが、私は食べることが大好きです。
食材の味がひとつひとつわかるぐらい、シンプルな味つけだと最高にハッピーな気持ちになります。

この感覚は、人との関係にも少し似ているなと思うことがあります。
たとえば、誰かと話していて、相手がちゃんと“その人のまま”そこにいるとき。
どんな感情であっても、その人がそのままでいてくれたら、人間らしいな〜と安心します。

一方で、相手や自分が気を使いすぎたり、表面的な言葉が多い場面では、
どこかぎこちなく、仮面をかぶったままの当たり障りのないコミュニケーションになってしまいます。

とくに仕事上のやりとりでは、そんな状態だと新しい価値やアイデアは生まれにくいように思います。

“いま”の自分を持ち寄る時間、チェックインとは

そこで私たちイマココラボのメンバーが大事にしている――
というより、もはや習慣になっているのが「チェックイン」という時間です。

チェックインは、イマココラボで大切にしている“はじまりの儀式”のようなもの。
仕事の話に入る前に、まずは「自分の今」をみんなでシェアします。

誰かの「今日ちょっと眠いかも」も、「最高に調子いい!」も、全部その人の“いま”として受けとめる。

そんなチェックインから、私たちの仕事は始まります。

今日から使えるチェックインの方法

私たちがチェックインをするのは、主にミーティングや会議のはじまり。
やることはとてもシンプルです。

ミーティングの最初に、「今の気持ち」や「ここに来るまでのこと」を、一人ずつ話すだけ。

たとえば、

  • 「今日は朝からバタバタしてて、まだ頭が切り替わってないです」
  • 「ちょっと緊張してるけど、楽しみでもあります」

たったそれだけのことなんですが、チェックインが進むにつれて、
不思議と場の空気が少しずつ整っていきます。

イマココラボでは、長いときだとチェックインだけで30分になることもあります。笑

今日のチェックインでは、こんな話が出ました。

  • リカバリー力が高ければ「失敗」にはならない
  • 出逢いを意図して旅に出た話
  • お土産のキャラメルが大きすぎて歯の詰め物が取れないか心配
  • 喘息は治る時代になったらしい
  • 自分で体験しないと信用しない
  • 「価値なしモデル」という枠にはめない方が視野が広がる
  • キャパシティの限界と新しい働き方の模索

毎回テーマもトーンも人それぞれ。
でも話しているうちに、みんなが少しずつ“ここに居る”感じになっていく。
その人の人間味がじんわり見えてくるのが、チェックインの面白さです。

チェックインで楽しそうな顔をしているとしさん

チェックインが生む、チームの“温度”

誰かが正直に話すと、
「あ、ここは本音を出しても大丈夫なんだ」
と、ほかの人の心も少しゆるむ。

そのうち、みんなが“いまの自分”のまま話せるようになって、
自然と、深い会話や新しいアイデアが出てくるようになります。

イマココラボでは、オンラインでもオフラインでも、
この「チェックイン」をほとんどすべての打ち合わせでやっています。

当たり前のように続けている理由

特別なことじゃないけれど、これがあるからこそ、
チームの空気はいつも安心で柔らかく、人も自然に動き出している気がします。

イマココラボでは、こうした小さな習慣を“当たり前”として積み重ねています。
それが、私たちらしい働き方や関係づくりの根っこになっているのかもしれません。

お互いの個性を認め、バラバラだけれどもなぜかひとつになっている。
チェックインで心を開き、メンバーを信頼することで、チーム全体がさらに活き活きとしていきます。

ミーティング前のチェックイン。職場やコミュニティでのミーティング前におすすめです。